あいちトリエンナーレ2013 その1

あまちゃんスペシャルビッグバンドがやってくるというのでそれ目当てに土曜日にトリエンナーレへ行ってきました。面白かったー。せっかくのチャンス、いってよかった。
午前中は長女が部活だったので帰宅してお昼食べてから出発。着いたのは2時でした。演奏が始まるまで1時間ほどあったので愛知芸術文化センターへ展示を見に行くことにしました。まずは10階の展示を見に行くことに。

最初の部屋に展示されてたのがソン・ドンの「貧者の知恵:借地権」。たくさんの鏡が置いてあって橋が渡れるようになってたりしてて面白かったです。レトロな雰囲気でほっこり気分。正直言って、現代芸術の鑑賞の仕方って私はよくわかんないんです。そういうセンスが皆無というか。そんな私だけど、決められた枠にとらわれずに感じればいいのかなって思わせてくれたような気がしました。そういう展示が最初にきてるのがいいなあ。
次の部屋はコーネリア・パーカーの「無限カノン」でつぶれた金管楽器がつるされて光を浴びているという作品でした。壁にうつされた影も美しく不思議な空間が非日常って感じで好きだなあと思いました。

岡本信治郎「ころがるさくら・東京大空襲」。これね、ぱっと見はポップでかわいい作品なんですよ。近づいてよくよく見てみるとそこに書かれてるメッセージは引きで見た作品のイメージとは全く違っていてズシンときました。その次にはアーノウト・ミック「段ボールの壁」が展示されており、避難所生活そのものを作品にしていました。
ここから先はヤノベケンジの作品たちで、「太陽の結婚式」です。ぱっと見ではかわいいなあっていうものばかりだけど、原発に対する強い意志を感じる作品たちでした。





実際に結婚式もできるとうい事で参列者の人たちが座れる椅子もあります。これらはノアの箱舟に乗せられた動物たちをイメージしているそう。かわいい、我が家にも欲しい。

教会のステンドグラスのデザインは世界の巨匠、火薬田ドンさん(違)こと北野武

こちらは教会の中のステンドグラス。

ハン・フェンのインスタレーション「浮遊する都市」。紙でできたビル群たちが天井から細い糸で釣られています。

青野文昭作。タイトルは忘れちゃったけど、東日本大震災で出たがれきを素材に作られた作品です。