お月見泥棒

昨日はお月見だったので娘たちはお月見泥棒に参加してきました。お月見泥棒というのは仮装のない日本版ハロウィンみたいなものでお月見の日に「お月見泥棒でーす」と言いながらお菓子をもらいにいくイベントです。どこでもやっているというわけじゃなくて、限られた地域だけで行われているイベントのようです。私は今のとこに引っ越してきて初めてお月見泥棒を知りました。子供の頃やったことなかったし*1、以前住んでたとこは車で10分も離れていないのにやっていませんでした。お月見泥棒をやっているとこでも地域によって色々で同じ学区なのにうちの地区は3時過ぎくらいから回り始めて日が落ちるまでに終了するのに、同じ学区内の他地区は日が沈んでからお月見泥棒が始まります。本当に地域に根ざした行事なんですよね。

こちらは長女の今年のお月見泥棒の成果。レジカゴサイズのエコバッグ持っていったらエコバッグいっぱいにもらって帰ってきました。次女は次女でエコバッグ持っていったので同じだけお菓子があります。これでしばらくおやつは買わなくていいかな(笑) 娘たちは年に1度のお月見泥棒をすごく楽しみにしてて何日も前からどうやって回るのか一生懸命計画を立てていました。それはどの子も一緒で前年にいいものを置いていたおうちはチェックされて重要地点として記憶され、お月見泥棒計画を立てる際に重視されるのです。お月見泥棒って子供たちにしたらいつもの町が宝探しゲームの場所になって楽しいんでしょうねえ。私も子供時代にやりたかったなあ。お月見泥棒をする子供たちのにぎやかな声が聞こえてくると、今年も無事お月見を迎えられたんだなあという気分になります。
今年は例年とは違い、お菓子以外のものを置いてる家が増えてて折り紙やレターセットやスーパーボールなどももらってきてました。お月見泥棒本来の趣旨からは離れちゃってるけど、まあこれはこれで楽しいのでいいかなーって思います。さて、来年のお月見はどうなのかな。

*1:実家は車で20分圏内。