リーガルハイ

「人は見たいように見て、聞きたいように聞いて、信じたいように信じる」法廷で古美門が放ったセリフがずっしりと心に残っています。真実なんて人は本当は求めていないのかもしれません。自らが持つ歪んだフィルターのほうのが大事なのかもしれません。この歪んだフィルターたちが束になった時、民意という名前がつけられてうねりを持って暴走を始めます。もちろん、民意というのは何もこのように危険なものばかりではありません。しかし、常に正しいものだとばかりも限らない。盲信によって生み出された民意があたかも真実であるかのように語られるのは珍しいことではありません。
リーガルハイをリーガルハイたらしめている古美門の長セリフはやっぱりこのドラマの核だよなあと思います。さて、次回どのように落としてくれるんでしょうねえ。前シリーズみたいなおバカなオチで終わるだろう事は予測されるけど、さてどうなる?