リーガルハイ

今回は古美門も羽生も双方ともに自分が思う勝利を得たというとこでしょうか。ただ、あれが狙った結果だとしたら試合に負けて勝負に勝った的なスタンスの羽生は果たして本当に勝ったといえるのかなあと思ってしまいました。会社の仲間とはうまくいきそうだったけど家族は結局彼をないがしろにしたまんまじゃあなあ。それでは羽生の思う勝利とはちょっと違う気がするんですよねえ、うーん。できればこちらもきちっと丸くおさめて欲しかったものです。
暇つぶしと称して娘の職場参観をしたり娘の恋愛に口出しをしていた黛父。彼の過干渉があったからこそ、黛の法廷でのセリフがより輝いて聞こえました。あのセリフは父の事が嫌いになったわけではないがいつまでも子供の頃と変わらず父の娘のままでいるつもりはないという黛の宣言でもありました。これは黛が黛らしく成長しているのをとてもよく表しててよかったなあと感じます。
しっかしなあ、一時的にはまった暇つぶしとはいえあんなふうに娘の人生に干渉してくる父親はやっぱり嫌だなあ。暇つぶしだっていうなら娘の人生に干渉しない暇つぶしにしたらいいのに。