大奥

よしながふみの『大奥』は映画で水野編と綱吉編、TBSで連ドラで家光編が実写化されている。しかし、全編の映像化はされていない。2023年にNHKでついに完結までをドラマ化されることが発表された。私の長年の夢だったNHKでのドラマ化である。しかも脚本は私が信頼をよせる脚本家の1人である森下佳子である。何この夢のタッグ、私の夢の具現化である。とても嬉しかった。そしてドキドキしながら視聴した大奥はとてもよいドラマ化だった。キャスト・スタッフ共にこれ以上のものはないくらい素晴らしいドラマ化だった。大奥を見たいという私の気持ちがちゃんと成仏できた。ありがとう、本当に本当にありがとう。

欲をいえばカットされた数々のエピソードをスピンオフで見れたらいいのに…くらいですかね。家綱編も江島生島事件も見たかった。もうひとつ贅沢言えば大河ドラマで見たかったですね。大河ドラマでというか、大河ドラマくらい尺取って見てみたかったというのが正しいのかも。だってさー尺足りないんだもん。大河ドラマなら倍時間が取れるわけでやはりそこは大きいな…と。今回のチームは大河ドラマ『べらぼう』のチームで制作されてるそうなので『べらぼう』への期待値も上がりますね。楽しみー!

私はこの手の本ってあまり買わないんだけど対談とインタが気になったので買っちゃいました。よしながふみ森下佳子・岡本Pの対談は読めてよかったなと思います。岡本Pは16年前から大奥ドラマ化を考えていたそう。無事実現して何よりである。嬉しいなあ。やりたいと願い続けることって大事ね。願い続けてくれてありがとうございました。本当に本当に嬉しい。