いよいよをもって頭がおかしな人による頭のおかしな行動満載できましたよ。これぞ、野島ワールドみたいな。
まずは長男洸（松坂桃李）。確かに彼は悠里（天海祐希）に最も期待をされてはいたと思う。思うが、それをあんなノイローゼになるほどプレッシャーに感じてたとはこちらは露知らずですよ。沙織（佐藤めぐみ）との電話といい、病室での話といい、あわわわわ…という感じでした。もうちょっとそこらへんの伏線とかあらかじめはっといてくださいよ。いやまあでもよくよく考えれば野島ドラマであること自体が洸がおかしくなる伏線なのかもしれないけど。だって普通の人なんか出てこないんだもん（笑）
お次は長女晶（武井咲）。いくら宇津木（綾瀬剛）にぞっこんLOVE（死語）だからといってどこへでもホイホイついていっちゃあいけません。ちょっと頭が弱い子に見えますよ。でもそれは野島伸二流の様式美・レイプに持っていくために必要なことだったんでしょうね。近親相姦といい自分で決めたお約束事項には忠実な仕事っプリがうかがえます。
お約束事項といえば誰かに死亡フラグがたつことだけど、今回は次男廉（矢野聖人）がその役目っぽい感じ。ここにきて母のエコひいきを得たマザコン廉のあの生き生きとした顔といったら。母のために最後の一花咲かせますってとこだろうが、ここを大きな見せ場にしたいってことなのかしら。子どもを一人失うっていうのは廉のことだろうし。
リーサルウェポンエコひいきを発動させた悠里の心理状態がほんと、危険過ぎ。丈治（反町隆）との２人のシーンで延々と一人語りしてる姿が怖かった…。どう考えても普通じゃない。
誰一人として普通の人がいない早乙女家でリカ（長澤まさみ）がほんと、普通に見えてきます。やっぱそこに救いを求めたいんだけど野島ドラマ的にはどうなのかしら。最後ドカンと「早乙女早乙女ってみんな頭おかしすぎ！」って正面切ってぶち壊してくれないかなあ。
