気が早い話

長女のクリスマスにかける並々ならぬ想いに驚かされた話。クリスマスまでまだ2カ月以上もあるのに早くもサンタへの手紙を書き終えてます。クリスマス云々の前に来月は誕生日だというのにね。どうやら長女的には誕生日以上に気合の入ったイベントらしいです。すごいな。書き終えてから手紙を靴下と一緒に置いておき、サンタがもっていってくれるのを待っていたところ昨日サンタ回収で大喜びしてました。「お母さん今日お出かけしてたの?」「うんそうだよ」「そっか―。じゃあその間にサンタさんおうちにきて持っていってくれたんだね、よかったー」などと会話を交わしております。
ちなみに件の手紙は封筒に「サンタさんへ 手がみはもらっていってね ○○より」と書いてあり、便せんに「サンタさんへ クリスマスの日は♡ありがとう♡これからもがんばってね。○○より」と書いてありました。すごい、まだまだ余裕で完璧に信じてるわ。我が家のサンタは12月になると子どもたちがいない時を見計らい、プレゼントは何がいいのかの最終確認の電話がかかってくるという設定になっています。この電話以降はプレゼントの変更は受け付けないのです。これが我が家ルール。しかしサンタの設定というのは各家庭によって違うもの。手紙でやり取りする家もあれば、こどもの希望とは無関係にサプライズプレゼントを贈るサンタもいたり。友達と話をする中で電話がかかってくるのはどうやらうちだけらしいと気付いた長女はああこれでサンタなんていないって言いだすのかしらと思っていたら、「サンタさんっておうちによって色々なんだね。うちのサンタさんは電話でプレゼント聞いてくれるからいいサンタさんだね。お友達もいいなあっていってたよ」といってます。すごいな、このポジティブシンキング。みんなと違うからサンタさんなんていないという方向にはいかないのですね。うちのサンタはすごい!という方向へもっていっちゃうわけです。基本的には現実主義者の子なんだけど、こういうとこの現実とファンタジーとの折り合いのつけ方のさじ加減が微妙すぎて驚きました。夢見るリアリストの称号を与えたいと思います。