地団太ダンス

次女はどうも癇の強い子というか我が強い子というか思い通りにいかないと地団太踏んで大泣きするんですよね。ぎゃー!って。ひっくり返って泣かれた事はないけれど思いっきり足をガンガン踏み鳴らしながら泣かれるのもそれまた辛いものがあります。
まあでもそうはいってもそれは年中ぐらいまでで今は泣く事はあれどいつまでも地団太踏むことはなく、この子も成長したんだなあと思ってました。ええ、思ってたんですよ(過去形)。昨日母が旅行のお土産を渡しに来てくれたのです。そしたら欲しいものが長女と次女と被ってしまい、じゃんけんをすることに。結果、長女の勝利で終わるはずがどうしても欲しくてたまらない次女は地団太踏んで大泣き。およそ1時間ほど大暴れされました…。何を言っても「あっちがいいのー!」と大泣き。地団太をどすどす踏みまくり。まさに怒りの地団太ダンスですよ。この時ばかりは「よかった、戸建てで」と心底思ったものでした。そうじゃなかったら階下の人に申し訳なさすぎる。夏場と違い、窓締め切っててよかった…とも思いました。
結局、1時間ほど暴れたもののうまい事気持ちをそらすことに成功して泣きやんで笑顔を引き出すことに成功。その後は「○○のはこっちのなのー♪」とじゃんけんの結果に納得してくれました。こういうのって色々解決方法あると思うんだけどここで長女に「お姉ちゃんなんだから替えっこしてあげなさい」とは私は言いたくなかったんです。だって別に長女が無理やり奪い取ったわけじゃないし次女に泣けばなんでも我儘が通ると思われたくなかったし。ごね得は嫌だもの。
それにしても久々だったせいか地団太ダンスがパワーアップしていて恐ろしかったです。こんな1時間もされたことなかったのに。このパワーをもっと有効利用できれば次女はさぞかしできる子になるはずだろうにと思うと、まさにエネルギーの無駄遣い。
しかし思いのほか、地団太踏んで怒る次女に腹が立たなかった自分に驚きでした。なんていうか必死すぎる次女にむしろ笑えてしまったというか。いや笑ってる場合じゃないのは百も承知ですが。もっと小さかった頃は自分に余裕が全然なくて我がまま言われて泣かれるのが本当にしんどかった。なんでこんなにききわけがないのよー!って。私の育て方が悪いのだろうかとか。色々変わるものですねえ。