シニア女子編
- ジュニアの選手とシニアの選手、何が違うってやっぱり滑りそのものなのかなーって改めて感じました。あとは表現かな。振付をきちんと自分の中で咀嚼してそれをジャッジや観客に伝わるように見せることができるのがシニアの強みなんだろうなあと。ジャンプ構成だけで見れば、ジュニアの選手のほうがかってたりするのが女子フィギュアだけど*1滑りこんできた時間によって培ってきた武器はやっぱりシニア選手の素晴らしさなのですよね。
- 今季は国内はシニア転向をしたゆらちゃん。さらっとノーミスをして西日本初優勝を飾りました。ゆらちゃんといえば、いつでもノーミスができる素晴らしい選手だけどジャンプが低くて回転不足との戦いという感じだったのがジャンプが高くなっていてビックリしました。あー努力したんだなあって。1月にインハイで見た時よりも更にジャンプがよくなっているように感じました。ジャッジアピールばっちしでステキ。気がついたら立派なシニアスケーターになっていたんだなあと思うと感慨深いです。
- 木原さんはSPとFS、雰囲気が全く違うプロを持ってきてるんだけどその演じ分けがステキだなあって思いました。FSでは前半最後のアクセルジャンプがうまくいかなかったところに最後の最後で2A3T跳んできたのにはビックリ。リカバリばっちりですな。NHK杯がとっても楽しみになりました。
- 雅ちゃんの体がやや重そうなのが気になるところ。ううーーん、どうしたんだろ。中部ブロックでもそう感じたんだよなあ。とはいえ、久しぶりに3Lzを入れた5種トリプル構成にしてきたのには期待したいです。西日本での悔しさを全日本で晴らして欲しいな。FSのナルニア国物語は印象的な振り付けもあって中々いい感じだし。
- 全日本初出場を決めた美菜ちゃん。おめでとうおめでとう。私は彼女のスピンが大好きなので全日本の大きな会場でたくさんのお客さん達が目にするのが本当に楽しみです。できれば放送に乗ってほしいけどどうかなー。お願い、フジテレビ。
ペア編
- ジュニアペア3組のシニアペア4組、計7組出場でなんだか胸熱でした。日本の競技環境的にカップル競技は難しい部分もあるなか、頑張ってるんだなあと思うとねえ。カップル競技については不勉強な部分が多くまだまだわからないことだらけだけどステキなカップルがいっぱいで着るといいなあ、続くといいなあと願うばかり。
- 三浦市橋組は思っている以上にちゃんとペアとして形になっていたことに驚きました。すごいなあ。彼らはシングルスケーターとの2足のわらじなのですごくすごく大変だと思うのですが*2、どちらも中途半端にしないように頑張って姿はすごいなあと思います。
- 解散が発表されてしまったけれど、成ザボ悪くはなかったのになあって残念です。成美ちゃんのリフトはやっぱり美しくて氷上で輝いてました。それだけに続けることができなくなってしまったのがもったいなくて。今後どうするのかなあ。
- 海龍が思っていたよりよくてよかったなあって思いました。今季は無理せずできることをやっていく基礎固めのシーズンなのかなって演技見てて感じましたが、二人の滑りの雰囲気もあってるからいいペアに育ちそう。平昌に向けて一歩一歩やっていくための大事なシーズンにしたいんだろうなあ。木原くんがペア男子として海羽ちゃんを引っ張っていっててたのもしそうで何よりです。なんといっても生き生きとして楽しそうなのも見てて嬉しいな。海羽ちゃんはシングル時代に5種トリプルまで跳んでいた選手なのでジャンプ面で不安がないのは強みかな。
- すみオデは思ってるより完成度高くていいなあと思いました。今季の日本ペア一番手になるのかな。すみれちゃんがちょっと軸まずったかなっていうスロージャンプでも降りれちゃうのがいいよねえ。