2009-01-01から1年間の記事一覧

きつねのはなし

きつねのはなし (新潮文庫)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/06/27メディア: 文庫購入: 32人 クリック: 311回この商品を含むブログ (173件) を見るしっとりというかじっとりしたややホラーチックな短編集。『走れメロス』を読んだ後だけ…

JIN〜仁〜

仁先生(大沢たかお)が無事手術を終えて出てきたとき、親分さんと分かち合うことができたとことかやっぱよかったなあ。職業人としてちゃんと全うしようっていう心意気がステキ。男前だね! 一方の野風(中谷美紀)と咲(綾瀬はるか)。切ないねえ、二人とも…

やっちまった

先週張り替えたばかりの障子にすでに小さな穴があいてます。よくよく見なければわからないくらいなんだけど、やっぱ凹みなす。そういえば、去年も張り替えて1ヶ月経たないうちに穴開けたんだっけ。別にちょこちょこ穴開けてるわけじゃないのになぜか張り替…

不毛地帯

あーあ、死んじゃったよ佳子(和久井映見)が。ここだけ浮いてるなーっていうか必要ないなあと思ってた千里(小雪)パートがこれで正々堂々と本篇に絡んでくるわけか。いやだなあ。私はもっと血肉躍る物語が見たいの! 惚れたはれただって話を不毛地帯には求…

三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人

三崎黒鳥館白鳥館連続密室殺人 (講談社ノベルス)作者: 倉阪鬼一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/09/08メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 104回この商品を含むブログ (33件) を見るバカミスもここまで極めればすごいものだって本。いやーだってだっ…

「女装と男装」の文化史

「女装と男装」の文化史 (講談社選書メチエ)作者: 佐伯順子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/10/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (11件) を見る新聞の書評に載っててちょっと気になったから図書館で借りてきてみました…

FNS歌謡祭

毎年恒例のFNS歌謡祭。全部見るのはきついのでところどころを流し見しながら見てたんだけど、長い。 なぜ黒木瞳が司会をしつつ何度も衣装替えをするのか毎年の謎です。答えとしてはまあ、黒木瞳だからなあとしか言いようがない気もしますが。ああいう仕様の…

退出ゲーム

退出ゲーム作者: 初野晴出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/10/30メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 37回この商品を含むブログ (112件) を見る4つの短編による連作短編集。最初の2つの短編はさほど好みではなかったけど、表題作…

新釈 走れメロス 他四篇

新釈 走れメロス 他四篇 (祥伝社文庫 も 10-1)作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2009/10/15メディア: 文庫購入: 54人 クリック: 366回この商品を含むブログ (164件) を見るいやー楽しい本でした。京都を舞台に名作を森見流に換骨奪胎した短編…

師走

今年もついに最終月になってしまいました。1年が過ぎるのが早すぎる。クリスマスの準備やら年賀状やら大掃除やら正月の準備やらで今月はきっとあっという間に終わっちゃうんだろうなあ。

ロマンス小説の七日間

ロマンス小説の七日間 (角川文庫)作者: 三浦しをん,こなみ詔子出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2003/11/22メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (129件) を見るところどころに垣間見えるしをん節は面…

ぬくぬく

今年は久しぶりに炬燵を出してみました。炬燵がないほうのが子供は遊びやすいのかも…と思ってずーっと出してなかったけど、少し大きくなってきたしおこたも楽しいんではなかろうかと思い、久しぶりの炬燵です。いやーあったかいね。日本の冬って感じがする。…

JIN〜仁〜

ああもうわかるよわかるその気持ち! そう思いながら見た第8話。ここまであまりいいところがなかった恭太郎(小出恵介)だけど、それはこの話のためだったのかなあと思いました。周りがみんなすごい人で自分がすごくちっぽけに思えてどうしようもない気持ち…

外事警察

見てる途中何度ドキドキしてたまらなかったことか! あーもう何このドキドキ、もしかして恋?*1と勘違いするぐらいのドキドキっプリでした。予定調和ではなく、このドラマならどっち転んでもおかしくないっていうのがドキドキの元。本当に画面から目が離せな…

本の本

本の本―書評集1994‐2007作者: 斎藤美奈子出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 183回この商品を含むブログ (56件) を見る斎藤美奈子の集大成的書評集。チョイ辛口な書評がたくさん読めて面白かったです。書評してる…

不毛地帯

壱岐さん(唐沢寿明)には近畿商事でひたすら仕事だけをしていただきたいです。いや、正確にいうと仕事してるとこだけドラマにして欲しいです。じゃないと私見れば見るほど壱岐正が嫌いになりそうなんだもの。仕事中の姿は見てて楽しいし副社長(岸部一徳)…

迷子の行く末

洗濯物を取り込んだときに一緒についてきたミツバチが家の中で行方不明になって早2日。スレンダーボディーのあいつ*1とは違って、親しみを持ってるミツバチだけにどうにかお外に帰してあげたいなあと思いつつも、どこにいるのか分からないからあきらめてま…

自然体

信号が赤なのに悠然と信号無視して横断歩道を渡るおばあちゃん発見。あまりにも堂々とした渡りっぷりだったので、一瞬、あれ?私信号間違えてる?と思いそうになったけど、いやいやいやこっちの信号青だしとと確認して交差点を通過しました。あそこまで自然…

名探偵木更津悠也

名探偵 木更津悠也 (光文社文庫)作者: 麻耶雄嵩出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/05/10メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 12回この商品を含むブログ (40件) を見るもっと突拍子もないものを期待して読んだから、ちょっと肩すかしをくらった気分。王道の…

外事警察

子供が教育テレビっ子だった頃、NHKは私にとって神でした*1。もうどれだけ助かったことか! 教育テレビ様様でした。が、娘が教育テレビを徐々に卒業すると同時に*2NHKとは疎遠は関係へと逆戻り。再び、NHKをあまり見ない生活になりNHK放置プレイを絶賛展開中…

JIN〜仁〜

ペニシリンがなくなってしまったのを知ってショックを受ける仁先生(大沢たかお)。それを見た咲(綾瀬はるか)が汗を拭いてあげながら、「今日は蒸しますね」といった時の顔ったらもう! なんなのあの表情。あの母性にあふれた菩薩のようなお顔。こんなこと…

孤虫症

孤虫症 (講談社文庫)作者: 真梨幸子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/10/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (16件) を見る久しぶりに気持ちの悪い話でした。虫の描写がえぐくてえぐくて。虫嫌いな人は読まないほうがいいか…

ヒトリシズカ

ヒトリシズカ作者: 誉田哲也出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2008/10メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (27件) を見る短編を重ねていってそれがひとつの少女に繋がっていく過程は読んでて背中がぞくっとして面白かったです。まさにダーク…

不毛地帯

いまいちテンションが上がりきらない。白い巨塔の時はもっとあげあげで楽しかったはずなのに。それは壱岐(唐沢寿明)より財前(唐沢寿明)のが好きだからっていうのもあるかもしれないけど、もうちょっと何かが欲しいのは事実。悪いわけじゃないの。おおっ…

アメトーーク

今回は若林プレゼン企画の人見知り芸人。ああ、わかるなあこの気持ち…と思いながら見てました。子持ちになってだいぶましになってきたけど、私もかなり人見知りなのであるあるーというのが色々ありました。 若林がお茶の缶をじーっと読んでるふりしつつもな…

ふちなしのかがみ

ふちなしのかがみ作者: 辻村深月出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/07/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (61件) を見る初のホラー小説という触れ込みだったので、さぞかし怖いのだろうと思…

寒っ!

11月も後半に入り、寒さが増してきたように思います。今から寒がってちゃ2月が過ごせやしないと自分を戒めてなるべく「今日は温かな日だね☆」というように心がける今日この頃。しかれども、体は正直なもので指先はひんやりとかじかむのでした。やはり寄る年…

芸のためなら亭主も泣かす

芸のためなら亭主も泣かす作者: 中村うさぎ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/06メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (9件) を見る痛い、痛すぎるのだ、中村うさぎは。こんな痛い人ってそうは見つからないっていうぐらい痛い。買い物依…

祖母の事

いつまでも元気でいて欲しいのは山々だけど、なかなかそうはいかないんですよね。

あるスーパーでの光景

親子で買い物に来ていた少年がノコギリガールをノリノリで口ずさんでいました。もしかしたら、狩野英孝は天才なのかもしれないと一瞬思ってしまった自分がそこにいたのは内緒です(笑)